指揮者
待機
待機線上に@の右1.5mの位置で「整列休め」の姿勢で待機する。
集合
合図により基本の姿勢をとり、集合指揮位置(集合線上のCの踵中央から左斜前方5m)の方向に半ば左向けを行い、かけ足行進の要領で発進し集合指揮位置で左向け止まれの要領で停止し、「集まれ」と号令し、各隊員を集合させる。
点呼
各隊員が集合線に整列したならば「番号」と号令する。
開始報告
集合指揮位置から、かけ足行進の要領で発進し審査班長の前方5mの位置で停止し、審査班長に挙手注目の敬礼を行い、「◎◎消防団、只今からポンプ車操法を開始します。」と報告し、挙手注目の敬礼を行った後、回れ右をしてかけ足行進の要領で発進し、集合指揮位置で各隊員に相対して停止する。
想定付与
「火点は前方の標的、水利はポンプ車右側後方防火水槽、手びろめによる二重巻ホース、一線延長」
乗車
「乗車」と号令し、ポンプ車に正対し、各隊員の乗車を確認した後乗車する。(ポンプ車正対時期は「乗車」の号令後、直ちに行うものとする)
下車
乗車後直ちに「操作始め」と号令し、Cの「よし」の合図で下車する。
第1線延長
下車後、直ちに操作指揮位置(ポンプ車前方5m、ポンプ車右側方4m)に停止し、吸管操作及びホース延長等を監視する。続いてAが第1ホース延長後オス金具を地面に置くと同時に@に先行して火点に向かって前進し、火点指揮位置に停止して火点(標的)の状況を確認した後、左に大きく向きを変えて操作の状況を監視し、Aが注水補助位置にいたり「伝達終わり」の合図後右に大きく向きを変えて火点状況を監視する。(火点指揮位置は@の斜め右前方、概ね3mとする)
第2線延長
合図により火点監視の姿勢から@の方向に向きを変え「第2線延長始め」と号令し、そのままの姿勢で頭を動かし@及びABCの操作状況を監視する。Bが「第2線放水始め」をCに伝達し、注水部署にいたり「伝達終わり」と合図下ならば火点に向きを変え火点状況を監視する。
放水中止
合図により火点監視の姿勢から@の方向に向きを変え、姿勢を正して「放水止め」と号令し、各隊員の操作状況を監視し、Bが「放水止め」の伝達後とび口を立てたのを確認して、火点方向に向きを変え鎮圧状況を監視する。
収納
合図により@の方向に向きを変え「収め」と号令し、@Aが筒先を離脱し背負うのを確認した後、進行方向に向きを変え@Aとともに発進し、集合指揮位置で停止する。
身体、服装の点検
集合指揮位置で、負傷の有無及び服装の乱れを点検し整える。
点検報告
各隊員が集合線に整列した後「点検報告」と号令し、各隊員の点検結果の報告に対しそれぞれ「よし」と呼称して受領する。
終了報告
集合指揮位置から、かけ足行進の要領で発進し、審査班長の善報5mの位置で停止し、審査班長に挙手注目の敬礼を行い、「◎◎消防団ポンプ車操法を終了しました」と報告し、挙手注目の敬礼を行った後、回れ右をしかけ足行進の要領で発進し、集合指揮位置で各隊員に相対して停止する。
解散
各隊員に対し「わかれ」と号令し、各隊員に答礼し解散させる。