『軍曹のハンドメイド』

         子供の法被


私たちの町内会には祭典時のユニフォームとして、法被(藍染め)と肉襦袢があります。
肉襦袢は小さな子供のサイズもありますが、法被は大人のサイズしかありません。
既製品の法被では満足出来ない、祭大好きオヤジの私は子供の法被を手作りする事
にしました。これで2作目になります。法被自体の制作は家内が担当しました。


  これが大人用の法被です。
3本の線は我々の町内会が坊之谷・佐栗谷・平という、3つのムラで構成されていることを表しています。“く”というのは高橋口組の “く”です。ちなみに高橋中組というのもあります。藍染めなのでGパンと同様、年季が入ってきて色が落ちてくると「カッコ良く」なってきます。






 
法被のバックロゴをデジカメで撮影してから、色、歪んだ形などを補正します。補正した画像が左のが画像です。
色がだいぶ明るくなりましたが、これは最初に作った時の生地が明るい藍色でしたので、それに合わせた為こん な色になりました。今回もそのまま使用しました。これをシールにしたり、祭典関係の文章に取り入れたりと色々な シーンで活躍します。



 
←法被の型紙です。裁縫は家内が担当します(私にゃ出来ましぇん)。
子供法被を作るのは今回で2回目なので、裁縫作業もスムーズに進みました。生地は浜松市の手芸店で購入します。流石に大人と同じ藍染めにすると、あまりにも高価になってしまうので、「藍染め風」の生地を選びました。
 




 
ロゴをアイロンシートにプリンタで印刷して裁縫作業の終了した法被に貼り付けます。
ちなみに、前回はEPSONのアイロンプリント紙を使用しましたが、洗濯するとすぐボロボロになる、生地が白以外の色の場合アイロン転写した後の発色が悪い、などの理由から今回はシャープドキュメントシステムのアイロン シート(IJ175WA4)を使用しました。シートが伸び縮み出来るのでボロボロにもならず、白い部分も綺麗に発色していてEPSON製品よりもイイ感じです。
 今気が付いたのですが、ロゴの白い縁でアイロンシートをトリミングするのを忘れましたね、おあかぁさん(笑)。




                     
                                                    
2002.10.30

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