『軍曹の貧乏旅行』

静岡探訪 春野町 森町編

天気予報は午後から雨模様と言うことだったのですが久し振りのフリー休日、
ここは一念発起でモトパン、ブーツを履いて勇躍出発しました。
今回の目的地は春野町京丸と小俣です。どちらも以前訪れたことがある
んですが、記録を残してなかったので改めて探訪したいと思ったのです。
セローに乗ってそこいら中の林道を探検していたころ、山深い林道をひたすら
走った後突然現れた古い民家。なぜこんな山奥に一軒だけ??
それは南北朝の頃に京からやってきたという藤原一族の住居でありました。
その後岩嶽山に登った際これまたひたすら山奥の小俣集落のお宅も藤原さんと
いうお宅で話を伺うと京丸の藤原さんとは繋がりがあると言うことでした。
さて10年振りの再訪なるでしょうか。

2003.11.28


 
柚葉                  落合に向かう田代川沿いの道

子供たちを保育園に送りだしてから0910出発しました。
直接春野まで行けば早いんですが、どうしても掛川市の柚葉(ゆずっぱ)も
久し振りに行ってみたくて掛川市街から居尻に向かいました。
最近営業を始めた「ならここの湯」を横目に見て、居尻公民館横から大尾山
に向かいます。途中から未舗装路になり、尾根にある大尾山顕光寺をパスして
下り初めると急峻な山肌に5〜6軒の集落が現れます。そこが柚葉です。
柚葉を下って田代川に沿って森町の落合に向かいます。
もう何度も何度も通った道です。

  
太田川ダム水没予定地               

森町の太田川ダム完成時の水没予定地です。
左写真の遠くに見えるガードレール下まで水没するらしいです。
地元のご夫婦が指さしながら「あそこにお宮があって、
こっちには庄屋のお宅があった」と教えてくれました。
「政治家は懐が痛くないから、計画を止めようとしない」
とご主人が言っておられました。
もう何度も計画の見直しがされていますがねぇ・・・・
片吹集落は地上から消滅しました。
近くに看板がありダムの建設理由が3つ記されていました。
曰く 
 1)洪水調節 
2)流水の正常維持機能 
3)水道用水 
ということであります。
どれを取っても説得力に欠けます。
膨大な税金の無駄遣いだと思われます。


 
大河内の辻                    大河内 酒屋の簡易郵便局

何度も通った辻です。一息つくポイントでした。
春埜山にはコンクリートの道を駆け上がります。
すると写真右の簡易郵便局に突き当たります。
そしたら道を右に取ります。


 
春埜山にむかう林道             林道花島線

春埜山に至る林道はだいぶ荒れています。
路面は雨水で削り取られていました。
闘志が沸いてきますねぇ(笑) アクセル全開です。
林道花島線はご覧の通り気持ちの良い路面でした。
どこを間違えたのか花島辻に出るつもりが、
田河内に出てしまった。
最終目的地の京丸まで行くにはまだまだ
山をいくつも越えなくては行けない。
洗濯物を入れて畳んで、お風呂を掃除して
子供たちのお迎えに行くにはここで引き返すしかない。
また今度出直そっと。
帰り道新宮池に寄ってみました。
山頂池にも関わらず湧き水で出来た池という事でした。


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