南信州紅葉サイクリング 1日目 10/24(土)入笠山

2020/10/24

勤続30年表彰でリフレッシュ休暇を2日いただける事になった。配偶者と酸ヶ湯温泉に泊まって八甲田山を巡る計画を立てたのだが、コロナの影響で県外へは出られなくなった。
配偶者との旅行は県内に置き換えて、リフレッシュ休暇の2日と土日の2日を使った4日間の自転車旅行に行ってきた。
今回の旅の友はGT GRADE CARBON ダートもたくさん走る予定なので、太いタイヤ(Panasonic グラベルキング32C)を履いてるコイツが最適だ。

金曜日に仕事を定時で終えて、速攻で帰宅。

あらかじめ輪行バッグに収納しておいた自転車を担いで、自宅から最寄りのバス停まで歩いて、菊川駅行きのバスに乗り込む。

幸い、バスはがら空きで最後列に座ることができ、他のお客さんの迷惑にならずに済んだ。

予定通りこのバスに乗れたことで、今日中に甲府まで行ける目途がついたので、まずは一安心だ。
菊川駅から静岡駅まで東海道線に揺られ、静岡駅からは19:45静岡発のワイドビューふじかわ13号に乗り換える。

ワイドビューふじかわに乗って、人心地ついてビールを開ける。

定刻通り22:04に甲府駅に到着。歩いて駅近のビジネスホテルに投宿。

ホントは居酒屋で一杯やりたいのだが、明朝、始発に乗る予定なのでシャワーを浴びて早々に床に入った。
甲府駅で6:07発松本行き始発に乗り込むべく、松本行きのホームでわくわくしながら入線を待っていた。が、なかなか来ない。

なんで?と思ってジョルダンで確認するも、時間に間違いはない。 辛抱強くまっているとすでに発車1分前。これはおかしいと思って辺りを見回すと、向こうのホームに列車がさっきから止まっている。もしかしてあれ?  駅のアナウンスで「まもなくドアが閉まります」、なんて言ってる。え〜! 輪行バッグを担いで階段を駆け上がるが、当然間に合うわけ無い。 非常にも始発列車はシュルシュルって音と共に、たたずむ私を残して出発してしまった。トホホ

気を取り直して、朝食用のパンを買って待合室でいただき、次の6:46発の列車に乗りました。 はひ〜
という訳で7:33に富士見駅に到着。 邪魔にならない所で自転車を組み立てる。 天気は快晴だ! いいぞいいぞ!

今からのサイクリングで不要なモノとお土産を、近くのコンビニから自宅に宅配便で送る段取りをする。

そのコンビニで買ったパンとおにぎりが、本日の昼飯となった。 ホントはおやつ程度に考えていたのだが、結果的に唯一の昼飯となった。 
国道20号線をまたげば、入笠山にヒルクライムだ。

寒いけど、天気快晴、紅葉端麗、気分上々 
さっそくダートのお出ましだ。ヒャッホー!

たまりましぇん ♪

気分はサイコー!
写真からは伝わってきませんが、いやぁ 寒かったです。
寒くても、このシチュエーション、気分が盛り上がらない訳がない。

最高であります。
入笠山からだいぶ下って、初めて走るフカフカの柔らかい路面が楽しいダートを走って山室川に下る。

こんな道はGoogleMapでは表示されない。
芝平集落近くの庚申塚。
山室川沿いに再び入笠山を目指して北上する。
芝平峠のダート交差点。 青柳方面に向かうは金沢併用林道。20代の頃オフロードバイクで何度も走った頃は、モトクロスコースのウオッシュボードのようなむちゃくちゃハードな道だった。あまりにも楽しくて何度も往復したほどだ。今はどうなっているかな。
さすがに荷物を積んだグラベルロードでチャレンジする余裕はありあせん。
芝平峠からは再び南下して、小黒川沿いのダートを駆け抜ける。

静寂に包まれたキレイな林のなかを快走。
気持ち良く飛ばしていたらフロントタイヤがパンク。

寒くて鼻水を垂らしながら、パンクを修理する。
パンクを修理して気持ちも入れ替え、更に小黒川沿いのダートをひたすら走る。
戸台に到着。旧長谷村だ。

この橋は自転車も、もちろんバイクも車も通さない。南アルプススーパー林道として山梨県の広河原に至る。

ここで写真を撮っていたら、左の監視小屋の中からおばさんが、どこから来たのか? そもそもここへ至る道はすべて通行止めになっているのに、どうやってここまで来たのか?とご機嫌斜めのまなざしで問いかけてきた。 いやぁ 普通に走れちゃいましたよ。なんてごまかした。ホントは通行止めのゲートを何度も超えてきたのだ。  ここから先も通れないよ、と言われたけど、まさか引き返す訳にもいかないので、気をつつけて行きます♪ と言って自転車をSTARTさせた。
するってぇと、いきなりこんな路面。

去年の台風19号の爪痕か。 道路がごっっそり崩落しており、1人かろうじて通れる程の道幅しか残っていない。
旧長谷村 中尾歌舞伎。

南信北遠地方には地方歌舞伎が盛んであった。黒川と三峰川の出会いから小高い場所に急登すると、中尾という小さな集落がある。その集落にはこんな立派な歌舞伎座があるのだ。
国道152号を市野瀬まで下ってきた。時刻は16:00過ぎ。まだ少し時間があるので、三峰川沿いを少し遡上してみる。

杉島という集落で杉島名物ドーナツ万十の看板を見つけた。山奥の小さな集落だ。 明日のおやつ用にドーナツを5個買ってみた。 

結果、これが正解だった。
そして今回最初の宿、伊那市長谷市野瀬 平家の里 に投宿。

食事は階下で焼肉をいただく。 山肉など山の地物が豊富にある。消防団もやられているようで、ラーメンのメニューには分団長やらラッパ長やらの名前が。
鹿、猪、馬など山肉をたっぷりいただいた。ビールも飲んで腹一杯になりました。んで、〆に火消しラーメンでとどめをさす。満足♪

宿に風呂はないのでご注意。明日の朝食用におにぎりを3個支度してもらった。
本日のまとめ

走行距離 81.25km  上昇高度 2026m 


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