正月飾り 軍曹のDIY

     正月飾り


 もう何年も我が家の正月飾りは僕が作っている。
中学生の時に祖父が作っているのを手伝った。ウラジロを取ってこいと言うので
山でたくさん取ってきたら、「こりゃ全部違うぞ」と言われた。それはタダのシダだった。
祖父がいなくなって暫くの間、出来合いを買ってきていたが25歳の頃、こんな事じゃイカン
と思い師匠である、植田じいちゃんの所にに何年か通って教えて貰い、再び自分で作る
ようになりました。



 材料は・・・・・・・・・・・
 
    1)  ウラジロ     最近は山の手入れをしなくなったので(注1)少なくなった。
                  大きくなくても先端まで、きれいに葉が付いている物が好
                  ましい。裏が無いよう(腹黒にならないよう)に・・・・という意
                  味がある。白い方を表に2枚で一組とする。

                     

    2)  ユズリハ     次の世代に一家安泰を譲れるように・・・という意味。
                  葉茎の根本が赤みを帯びている。ウラジロの中央にワラ
                  1本で結びつける。

                     

    3)  注連縄      普通の縄は右巻き、注連縄は左巻き。ペッペッと手に
                  唾をかけ、ワラの下部を両足で挟んで両手で縒りながら
                  作る。縒りが弱いとばらけてしまう。

                     

    4)  橙(だいだい)  代々繁盛するように・・・と言う意。
                  橙が無いのでハッサクで代用しています。


    5)  紙垂 (四手)  白い紙なら何でも良い・・・が半紙などがよく使われる。
                  今回は一対の折った物を作ったが、折らなくても良い。
                  要は白い紙が垂れていればOK。

                     




               

        
お飾りの形もいろいろありますが、私はこのパターンで作っています。
        橙と紙垂があるとグッと見栄えが良くなります。


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