当初の予定とは多少違う物が収納されていますが、以前よりスペースを有効
に利用出来るようになりました。
『軍曹のハンドメイド』
キッチン収納整理棚
キッチンにあった市販の電子レンジ台が前々からダサくて（僕が買ってきたにも
関わらず）、イマイチ有効ではなかった。う～ん、自分で作っちゃえ！と一念発起
し、D.I.Y.店の店内改装セールで木材ALL半額を狙って材料を一気に揃えました。
今回はかなり大物になるので、図面を引く必要がありパソコンで正確に製図し
てみたのです。
収納したい物を拾い出し、そのサイズに合った仕切を作ります（これが市販品
では出来ない手作りの良いところです）。
要求性能仕様諸元
１） 炊飯ジャー、ポットはスライド式にて引き出せる事。
２） 炊飯ジャー、電子レンジの通風口、電気配線穴を設ける事。
３） 地震で倒れない事。
４） 材料の接合にはすべてホゾ加工をする事。
当初の予定とは多少違う物が収納されていますが、以前よりスペースを有効
に利用出来るようになりました。
地震で倒れないように床から天袋まで隙間無く設計しました。炊飯ジャーの
スライド可動部は、市販のレールを使わず自作しました。電子レンジの上には
トースターが入る予定でしたがラジオを置いてあります。炊飯ジャー下の部分
はすべて引き出しにするつもりでしたが、引き出しでは容量が減るという家族
の申告があり、扉にするつもりですがまだ制作していません。
電子レンジ台の時には、この壁面が有効に利用されていませんでしたが、
今は無駄なく使っています。 材料はパイン集成材を使用（半額）しました。
※ ポットがスライドして手前に引き出される予定でしたが、設計ミスにより
スライド板を挿入するとポットが入らないという、致命的ＮＧが据え付け
後発覚しました（トホホホホ）。
① 部材を寸法通りに切り出します。
② 図面通りにすべての罫書きを行います。
③ ホゾ穴、通風穴などの加工をすべて行います。
④ あとは組み付けるだけです。要所要所は木ねじでも使います。
⑤ 最後に塗装します。
このように手順を書くと簡単ですが、かなりの時間がかかります。