The STRANDED

            

                     浜松 “HOT LEGGS”

                        ミカンサ (g)
                        ツーキン (b)
                        セイクン  (vo)

                   The STRANDED マーメイドLIVE



STRANDED と出会いハードコアという初めて聴くジャンルに打ちひしがれた。


パンクなんて下手くそのやる音楽だ・・・・・なんて偏見を見事に打ち砕かれた。

       

STRANDED は当然すべてオリジナルばかり。
'88に浜松“HOT LEGGS”で本格的デビューをしたが、当時静岡・清水には
“SO WHAT” “DEAD LESS MUSS”という、既にレコードを発売し国内でも
人気・知名度共に高いバンドが存在していたのだ。
        

我々もまずは、レコードを発表する事が最初の仕事だった。
週2回の練習を積み重ね、89年3月からスタジオ ファーミングにおいて
念願のレコーディングを始めたが、みんな初めてする事なのでウキウキする
やら緊張するやら。
レコーディングだけで数日を費やし、最後にコーラスをかぶせてやっと終了
したが、その後のトラッキング&ミキシングがまた大変な作業であった。
この音はもう少しエコーを掛けようとか、いやいやもうチョット高音を上げよう
とか、毎晩遅くまで同じ曲を繰り返し聴いていると、もう耳が麻痺してきちゃ
うのです。     かくして我々最初の5曲入りシングル
“TELL NO TELL”
は完成した。

                   
TELL NO TELL”
             SIDE A              SIDE  B
           DEATH  PARADE         HOMELY
           REAL  DEAD            BREAK  THROUGH
           ROTTEN  WORLD

      
月刊誌“FOOLS MATE”に「静岡出身のハードコアバンド。テクニックはある
が曲の展開が少し単調。アルバムジャケットのイメージは1曲目の・・・・・・」
と論評が記載された。

      

              

                           名古屋 “HUCK FIN”



私が日本一周に出掛けている間、バンド活動は一時休止していたがある日、
横浜のレーベル“FIGHT MEN RECORD”から「今度、国内ハードコアバンド
のオムニバスCDを作るんだけど、
STRANDEDにも参加してもらいたい」と連
絡が入った。その報を聴いたときは、いやぁ本当に嬉しかったね。
再びレコーディングを始めた。“FIGHT MEN RECORD”からは“ROTTEN
WORLD”を入れてくれと依頼されたが、新曲の“TRASH”と“REAL DEAD”
を録音し、91年にオムニバスCD
“TARGET DICTATOR”が発売された。
       



          
            
結成当時から、常に週2回の練習をスタジオ ファーミングで行ってきた
が、スタジオ経営者のマスダさんに「音をもう少し小さくやってくれ」「ドラム    
ヘッドの皮をそんなに破かないでくれ」といつも言われていた。
練習後は毎回2〜3軒飲み屋を廻り、家に帰るのはいつも午前2時頃。
その後、5時から消防団の朝練に行かねばならずキビチイ日々であった。
この頃はバイクのエンデューロレースも毎月エントリーしていて、今思うと
非常に忙しい毎日でした。

                          

   

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