平成26年 小笠 高橋 熊野神社祭礼

2014/10/11〜12

2月16日(日) 祈年祭 2月16日(日) 祈年祭
8:00から高橋口自治会全員で神社の掃除を行い、14:00から本殿で祈年祭を行い今年の豊作を祈願します。 
今年は高橋口組が祭番なので神社に関わる祭事を執り行います。

ちなみに11月23日(日)には新嘗祭を行います。 日本の祭祀を司る最高責任者(神主の総親方)の天皇陛下が農作物の収穫に感謝して祝詞を捧げ、自ら初めて食される祭典の事です。今では新米が早く採れるようになりましたが、本来はこの新嘗祭が終わらないと新米を食べる事は出来なかったのです。 祈年祭で豊作を自然(神)に祈願し、新嘗祭で収穫を自然(神)に感謝する。日本人と稲作(米食)と神は切り離すことができません。 日本人と神道を切り離そうとして、戦後日本を占領したGHQによって新嘗祭を勤労感謝の日と改名された。 同様に、春季皇霊祭⇒春分の日  秋季皇霊祭⇒秋分の日  紀元節(初代天皇である神武天皇が即位した日)⇒建国記念の日と改名された。本来の意味がこれじゃ伝わらん。

年末、12月28日(日)14:00から大祓(おおはらへ)の神事が執り行われます。 その後16:00から次の祭番になる高橋中組へ祭番の引継ぎを行って高橋口組の祭番が終わりになります。 祭番引継ぎには自治会長、班長、祭青年から3名が参加しました。高橋中公民館で祭広場で使う提灯、神社鳥居に掲げる国旗、神事で使う太鼓などを引継ぎして接待を受けます。
9月28日(日) 垢離取  9月28日(日)  垢離取り
祭番の年には前浜で垢離取をします。若い衆から年配の方まで大勢の人が参加しました。
9月28日(日) 注連縄作り 9月28日(日) 注連縄作り
坊の谷公会堂で注連縄を作っていたのでお邪魔しました。 見学のつもりでしたが勧められたビールのプルタブを開けてしまい、最後まで手伝うハメに・・・(^o^)   冗談が飛び交う中、楽しく勉強させてもらいました。  

大注連縄の作り方を大雑把にまとめると・・・
 ・直径5〜7pに藁を束ねる(麻紐で縛る)  ・中央から端末に向けて藁を足しながら少しずつ細くしていく。  ・同じモノを3本作る。  ・まずは2本を右に捻りながら左巻きに結っていく。  ・2本を結い終わったモノに3本目を右捻りしながら左巻きに巻いていく。   ・はみ出たヒゲをハサミで丁寧に切る。 
といった感じでしょうか。    まぁ、実際に作ってみて体験しないと伝えられません・・・  百聞は一見にしかずです。
坊の谷公会堂で保管 大注連縄3本、細い注連縄を延べ133m、花挿し5本を作り上げました。 紙垂(しで)はエッチャが作ってくれました。正月飾りの紙垂を作るときも「どうやって切るんだっけ?」といつも悩みます。 体が覚えていないのでこうなるのだな。 紙垂の作り方も教えてもらわなきゃいかんね。 エッチャには山車を新調した時の俵も作ってもらいました。  
完成した注連縄は坊の谷公会堂に仮保管しました。
10月11日(土) 牛の舌作り 10月11日(土)  8:51 牛の舌作り
お祭り当日の朝、お供物係と女性陣の皆さんが牛の舌と鏡餅を作ってくれます。祭典中の2日間、両日とも8:00から作ります。男衆が庭で餅米を蒸し、蒸し上がった餅米を女性陣が仕上げます。初日は小豆のおこわ、2日目は大豆のおこわを使います。熊野神社氏子5自治会の中で、現在でも牛の舌を作っているのは高橋口組だけのようです。伝統を伝える為にこれからも作り続けたいと、お供物係長さんが言っておられました。私もそう思います。
子供達 10月11日(土)  9:46   坊の谷
8:30に佐栗谷コミュニティセンターで出発式を行った後、山車を練り出します。
少子化の波はヒシヒシと押し寄せており、地元の小笠南小学校では新入生が20〜25人程度という状況がここ数年続いております。 そんな中、嬉しい光景がありました。 子供達が大勢(と言っても10人程度ですが)集まってくれたので、山車のロープを繰り出して山車を引っ張ってもらったのです。我々が子供の頃は当たり前の光景でしたが、最近では珍しい光景となってしまいました。 この子供達がお祭り好きになって、将来の祭を担ってくれることを願わずにはいられません。 
記念撮影 10月12日(日)  12:13
祭り番の年だけ高橋口組全体で記念撮影をして各戸に配ります。例年、祭2日目の朝に撮影しますが、今年は天気が心配(台風19号、低気圧の停滞)だったので、祭1日目の12:00から地元JA駐車場で撮影することになりました。 心配された台風と雨にはやられずに2日間お祭りが出来ましたが(^o^)
10月11日(土) 15:00
宵宮に出発する太鼓です。 平公会堂から熊野神社まで太鼓を鳴らしながら歩いて行きます。神社では16:00から宵宮が行われ、佐栗谷コミュニティセンターで宴が行われます。接待係配車当番の人たちが来賓のお迎えと宴終了後の送りを行います。 我が家の配偶者も接待のお手伝いに行きました。
10月12日(日) 12:09
祭番の高橋口組が最初に熊野神社に入ります。
10月12日(日)  12:30
熊野神社境内で高橋口組の露店が開店しました。 綿菓子10円、かき氷50円、当て物10円、フランクフルト20円、ゲーム10円。綿菓子機のモーターが廻らず修理していたら、ヒーター線が切れてしまい急遽、南幼稚園で貸してもらうことになりました。今年の夏にガスボンベの爆発事故があり、フランクフルトは発電機−ホットプレートで調理しました。 かき氷は氷がフワフワで柔らかく本当に美味しかったねぇ。 余興係の皆さんお疲れさまでした。
10月12日(日) 12:45
お手製のドキドキシーソーも出店しました。ふるさと小笠まつり依頼の登場です。ゴムのダンパーを付けて簡単化改良をしましたが、一発で出来る子は皆無でした(^o^)  ふるさと小笠まつりの時もそうでしたが、リピーターが多かったです。
10月12日(日)  13:40
熊野神社特設ステージでは静岡県出身の桜川 純さんのステージが始まっております。PAのセッティングなども自分でやっておられました。感じの良い方でした。 他には菊川南陵高校空手部の演武、小笠南小学校の子供達によるよさこいソーラン踊りの演目でした。
10月12日(日)  13:54
余興の最後は餅投げです。 前回の祭番と同様、3俵の餅を投げました。みんなたくさん拾っていました。投げる人たちも楽しそうです。 
今年のダシは本多忠勝です。高橋人形店の力作です。兜や槍、鎧の装飾と細部にわたり見事な作りです。私は詳しくないのですが、高橋人形店の職人によると槍の名人だったようです。手にしている槍(蜻蛉切)や鎧の編み方などは美術館や展覧会などで調べてくるといった凝りよう。  いやぁ 良く作ってあるね。

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