軍曹の小屋作り

モルタル練り ブロック基礎

さていよいよブロックで基礎を作っていきます。今回の作業概要はこんな感じです。さてどうなりますやら・・・・
@ レイタンスを剥離させるために土間コンクリートの表面をワイヤーブラシで軽く削る
A コンクリート表面とブロックを湿らす
B モルタルを練る
C コテでモルタルを置いていく
D ブロックを水糸にあわせて並べていく
E 目地と結合部、ボルト立ち上げ部にモルタルを詰める
モルタルを練るだけでヘトヘトでした レイタンス(コンクリート表面に浮いている)が付いているとモルタルの接着力が落ちてしまうので、表面をワイヤーブラシでこすります。そしてモルタルとの付きが良くなるようにブロックとコンクリート表面を湿らしておきます。トロ舟を使えば練りやすいですが、そんなに大量に作っても一人では使い切れません。衣装ケースで練りました。セメント1:砂3の割合です。最初はセメントと砂だけで空練りします。そして水を加えていくとどんどん重くなっていきます。結構キツイ作業です。水は練りながら加減しました。とにかく水の入れすぎには注意しましょう。料理といっしょで醤油(水)を入れすぎると取り返しが付かなくなります。モルタルの使用目的によっても練る堅さが変わってきます。今回は置きモルタルなので多少パサパサするほど堅くても良いと思われます。写真は最初のモルタルが練り上がった状態ですが、水が少し多くなりすぎて柔らかすぎました。
全体の水平も確認しましょう どうしても半端なサイズのブロックを作らないと外寸に合いません。そこでディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを取り付けて、ブロックを寸法通りに切断します。ダイヤモンドカッターは気持ちよくコンクリートを切ってくれます。ブロック一個一個水平を確認しながら置いていきますが、ある程度並んだところで写真の様にアルミのアングルを置いて、全体の水平も確認します。目地は10oにしました。9oの目地コテが余裕で入るように並べていきます。はみ出したモルタルは最後にコテで取り除きます。ここまでで半日掛かってしまいました。腰は痛いしモルタルは乾いて来ちゃうし、午後から俵作りの講習(たかみのりさんの父上にお願いしてあります)が迫ってくるしで、まだモルタルが余っていましたがここで今日の作業は断念しました。余ったモルタルは土が流れないように犬走りと土留めの間に打ちました。腰がイテェ〜!  2004/9/22
雨が降りやがったのだ 9/26に作業再開です。今日は堅めにモルタルを練りました。相変わらず練る作業は大変です〜。前回の反省からモルタルを置く目安になるよう定規を作りました。板の端から190oの線を引いてモルタルの上に置きます。水糸から5o程上に罫書いた線が来るようにモルタルの量を調整していきました。これだけでかなりの作業効率UPとなりました。作業途中で急に雲行きが怪しくなり、ナンと!土砂降りの雨となりました。ドヒャ〜! しばらくして雨は止みましたが辺りは水浸しで、盛ったモルタルがビシャビシャですぅ。トホホホホ でもブロックの高さや位置には異常が見あたらなかったのでフゥ〜ッでした(^^;)  2004/6/26

10/18 再び作業再開であります。現場監督の僕から現場作業員の私への作業指示は・・・残りのブロックを並べる。目地にモルタルを詰める。下野の型枠を作る・・・でした。さてどうなりますでしょうか。写真は本日使う道具の一部です。コテばかりですがそれぞれ用途が違います。ちなみに左の二つの目地コテは地元の後藤金物店でおまけしてくれました。目地コテを欲しくてお店でその旨を伝えると、「これで良ければサービスしますよ」とタダでくれました(^o^) カ○ンズやエ○チョーなど量販ホームセンターでは真似出来ないサービスをしてくれます。しかも安い!
電気配線用にパイプを埋め込む溝を掘りました。ホントは生コンを打つ時に設けておけば良かったんですが、当初は妻壁から引っ張る予定だったので(矩も出してなかったし・・)施工しなかったのです。ダイヤモンドカッターを取り付けたディスクグラインダーで溝のラインを切り、その間を振動ドリルでハツリます。パイプはφ16を埋め込みました。工事中に通りかかった水道屋のタッチャが「どれどれ」と「大曲げか?」と聞くので「エルボでやったよ」と言うと「エルボじゃぁ配線入るかな〜や?大丈夫か?」との事。ウムムム・・・・ま、なんとか通すしかないなコリャ。 そんなかんなで朝10:00から17:40までの作業でブロックを並べ終了、目地詰めも2/3程終了しました。さすがド素人!本日の作業目標を達成することは出来ませんでした。目地詰めに使うモルタルは置きモルタルよりも水を増やしたトロ状態のモルタルを使うと作業しやすいですね。モルタルを少し入れて細めの木の突っつき棒で突く突く!そうすりゃ目地よりモルタルが溢れてくるので、目地コテで均します。その繰り返しです。 しかし何と言っても一日左官仕事をすると腰が悲鳴をあげます。たまりましぇ〜ん!

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