軍曹の小屋作り

 下屋の基礎工事

2004/11/3

  さて久しぶりの作業再開であります。いまだに基礎工事を続けております(笑) 今日は下屋側の基礎工事です。小屋が出来てしまうと生コンを流すのに大変な手間になるので、このタイミングで入れることにしました。子供達は「レンガで・・・」と要望しましたが、数を計算すると概ね500個ほど必要であり、それを現場まで運び入れるだけでも大変な作業でありますし、予算もコンクリートに比べてべらぼうに高くついてしまいます。ベルギー産の特価レンガで一個78円程度します。それを500個となると・・・ 生コンの必要立米を計算すると1立米あれば足りそうです。カトウカイハツのマサヒロ君に頼むと\12,600也と言うことです。面白味は少ないですがコストパフォーマンスで生コンに決定しました。

この後はタコで突きまくり〜! ←小屋西側に施工する予定の下屋部分です。前回使った型枠を再利用します。鋤簾(ジョンレノン)で表面を平らに均します。転圧機は今回支度していないので余っていた杉丸太でタコを自作し、昔ながらにドスンドスンとひたすらド突きまくりました。タコで突いた後は砕石を敷いて、さらにタコでドスドスします。
一分勾配ですネ 下屋には子供達の自転車を置いたり、洗濯物を干したりするつもりです。雨が入ることも予想しコンクリートには水勾配を付けることにしました。型枠の上に水平器を置いて勾配を取ります。水平器の端の線に気泡を合わせると一分勾配になります。
モルタルを置いて束石を設えます 砕石を入れる前に羽子板付き沓石をモルタルで決めました。小屋のブロック上面と同じ高さにしてみます。ブロックと沓石に渡してある板は型枠の余りです。ブロックの目地詰め作業もしたのでモルタルを多めに練りました。
等間隔になるように 3個並べる羽子板付き沓石がブロックから等距離になるように←の様な簡易定規を作りました。片側はこのように止めをしておきます。本当は遣方をすれば良いんですが手抜きしております。
反対側には罫書きを入れて 反対側には羽子板の位置を罫書きしてあり、それに合わせて沓石をセットします。沓石の下は砕石を突き固め、堅めのモルタルを置いてあります。水平器と睨めっこしながらね。セメントがもう一袋余っていたので、この沓石も自分で手作りしたかったのですが、なにぶんそんなコトしている時間がなかったので市販のモノを買ってきました。
束石が落ち着いてメッシュを敷いていよいよ生コン投入 上記までの作業を完了してから1週間ほど経ってモルタルも完全に固まり、10/29に生コンを入れました。シートを敷いてメッシュを置いて、トンボとジョンレノン、均し板、コテを支度して余裕でミキサー車を待ちました。13:00にミキサー車到着。最後のコテ仕上げの終わったのが17:30頃でした。その間には他の用事を済ませる余裕がありました(2回目なんで)
頑丈なシュートを作りました 今回は道路と生コン投入場所が4m程離れているので2×6材などを使って長いシュートをつくりました。コンクリートの流れが良くなるようにビニールシートを張ってあります。シュートの役目が終わったら足場板にする予定です。1立米頼みましたが少し余りました。でも途中で足りなくなるとシャレにならないので少し多めに頼んだ方がヨロシイかと思われます。
シュートはこのように2×8材を接ぎ合わせて作りました。この前使ったコンパネ製のシュートは生コンの重みに耐えかねて崩壊したので(笑)、今回はその教訓を生かし頑丈な作りとしました。この後は足場になってもらいます。
基礎工事もやっと終わり(長かったねぇ)、11/3構造材の搬入です。曽根製材のタツヤがトラックで運んできてくれました。タツヤとタツヤの奥さん、現場作業員の私でトラックから降ろします。半年ほど前から荒取りして、乾燥してくれてあったので良く乾いています。曽根製材は良い材を提供してくれると、大工さん達からも評判です。
いやぁ ヒジョーにおもしろいんだよねぇ〜 モノを作るってのは楽しいねぇ〜  さていよいよ次ぎは墨付け工程に入ります。目に見えて作業が形になってこないので、おもしろくない工程ですがここが勝負です。地道に辛抱強くこなさなくてないけません。耐えがたきを耐え忍びがたきを忍び、雨にも負けず風にも負けず、臥薪嘗胆、欲しがりません建つまでは。

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