軍曹の小屋作り
さて次は広小間を打ちます。広小間、淀、野地板の組み合わせが最後までイメージが付かなくて、なんとなく一寸五分厚の材を使ってしまいましたが、一寸二分にしておけば良かった〜と後悔しております。

05.04.28

実を言うと一寸二分の材を使えば良かったと少し後悔・・・・ 垂木から出っ張っている材が広小間です。材は1.5×2寸を使いました。出っ張った垂木に釘を打つのは難しいのでコースレッドを使いました。釘やコースレッドもホームセンターで安く購入できます。しかしそれらは輸入品で役に立ちません。例えば釘4sで比較しますと、ホームセンターでは700円程度、金物店では1,000円以上します。多少値が張っても国産の良いものを使いたいものです。やっぱり後藤金物店で買いました。たたら製鉄法で作られた昔の日本の釘は1000年経っても錆びることはありません。
飛び出た部分はノコギリで 四隅の部分は最も簡単な突き当てにしちゃいました。出っ張っている部分はノコギリで切り落とします。どうしても木口がツルツルになりませんねぇ。カンナを掛けたツルツル面は水をはじきますが、ノコギリで切断したようなギザギザ面は水を吸って腐りやすくなります。もっと細かく言うと台カンナや槍カンナで仕上げた面はホントにツルツルですが、電気カンナの面は水を吸うそうです。まぁ 僕の腕では電気カンナを多用せざるをえませんが・・・・ それでも台カンナや電気カンナの刃を研がずには作業を続けられません。砥石を購入してカンナやノミをなんとか研いで使っています。『研ぎ』は簡単に習得できるものではありませんが、やらなきゃ身に付かない。刃の角度を変えないように慎重に練習しています。
天気も良くて気持ちイイ〜 妻側を最初に打ちました。垂木からは1寸出してあります。広小間の上に更に淀を打つ予定です。

TOP                   戻る