軍曹の小屋作り

   

面戸板

  今年は土日との絡みが良い為、GWは大型連休になるそうです。大型連休とはブルジョア階級の言葉であって、プロレタリアートの我々には連休は与えられません。ノルマ達成の為黙々と働くのみであります。

2005.04.28

三脚の上に登ると結構怖いのだ  さて今日は垂木の端を切りそろえて、その端材で面戸板を打ちます。桁から二尺の位置に墨壺で墨線を打って、曲尺で垂直な墨を打ちます。後はノコギリで切り落とします。面戸板はこの切り落とした端材から切り出します。面戸板の役目は屋根と桁との隙間から、風が入り込まないようにすること。面戸板の角を垂木の面に慎重に合わせないと、それこそすきま風が入ってしまいます。
ここで現物合わせして  垂木間の寸法を測るよりも、写真のように端材に垂木間隔を写した方が早いです。たったこれだけの作業ですが、すべて初めてやることばかりで、とにかく能率が悪い。同じ作業を2〜3回繰り返せば、「ん、こうしてやった方が早いぞ」と気が付きますが、それまでは三脚に登ってノコギリで切って、下に降りて端材を拾ってまた登り、寸法を写して下に降りてノコギリで切断。それをもってまた登る。これじゃ仕事にならねぇ〜!と納得いく作業順序を考えながら仕事を続ける・・・これの繰り返しです。どんな仕事をするにも三脚を移動して登って降りて・・・の連続。如何に三脚の移動回数を少なくして、上り下りの回数を減らすかが工夫のしどころなのです。あんまり横着しすぎると無理な体勢で作業することになり危険を伴うことになる。安全第一。
ノコギリで切って釘で打ちます  垂木の端を切ってそのまま三脚の上で現物合わせして、そのままノコギリで切る。こうすることによって実作業率をあげることができました。もっとも作業する前にイメージトレーニングをしておけば、最初から能率良く作業出来たかもしれない。 先を急ぐあまりどうしても先に手が動いてしまう。 今年も仲間に手伝ってもらって鯉のぼりをあげることが出来ました。久しぶりにクラブ・ニヘイに行きました。旨い!安い!

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