軍曹の小屋作り
尺棒制作
さぁ 墨付け作業にやっと入ります。まずは尺棒の制作と材料の選別をしたいところです。
2004/11/19
構造材が並んでおります。向こう側のウマには桁、梁、母屋、棟木が支度してあります。手前のウマには柱と土台が乗ってます。母屋と棟木はタツヤががんばって14尺で挽いてくれました。土台には水に強くて虫を寄せないヒバの3寸5分正角。他の構造材は杉の3寸5分正角ですが、入り口の梁だけはタツヤが心配して3.5×4寸にしてくれました。
本来尺棒は良く乾燥した細い角材で作るようですが、どうしても反ったり収縮したりするそうなのでアルミの25×25×4000のL型アングルを買ってきました。端を1寸あけて1尺ごとにコンベックスで印をつけていきます。曲尺と釘を使ってその印を直角に刻み込みます。3、6、9、12尺の位置には見やすいように大きな文字を書いておきます。4000ミリなので都合13尺まで刻むことが出来ます。
尺棒が完成しました。クランプで固定すれば丸ノコやルーターの超長直線定規としても使えます。ところでどうして尺棒が必要かというとですね、ま、墨付け作業を全てコンベックスでやっても出来るんですが、材料の途中に0目盛りを置く必要があるので、コンベックスだと間違いやすいんですね。それと墨付けは全て中心線を基準にしているので、柱の中心線は土台と梁に同じ寸法に来ないといけません。尺棒を使えばどの材にも同じ寸法で墨付け出来るわけです。

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